今日も北品川。ここは昼時でもサラリーマンで混雑しておらず、旧東海道ということで雰囲気もよいところが好きです。
で、今日は北品川の『北品川』。
夜は一見さんお断りだそうで、ランチは普通に営業しているのだとか。
ということで、同僚と話し、じゃぁランチに通って、夜にも行ってみるか、ということで行ってきました。
今日は雨がポツポツ降る日。
外にかかっているメニューも濡れてます。
外にかかっているメニューも濡れてます。
店内は明るく、白木のテーブルで清潔感が漂っています。クーラーもちゃんときいていて、最近のジトジトする季節でもすぐに帰りたくなる感じはありません。
席は、25席はあったような感じでしょうか。
12:05ぐらいの到着でしたが、先客は1人でした。なお、13:00近くだとランチタイム営業が終了するので、行かれる方は時間に注意です。
もともととんかつ屋さんだったそうなので、懐事情があるものの、とんかつははずせません。
まず、とんかつはとっても肉厚。そして、塩で食べるようにと店主から指示されます。
味は、塩で食べていることもあって、甘い。食感はポークソテーのような感じです。
また、豚肉であるにもかかわらず、柔らかくて肉汁もたっぷり。
エビは頭を取らず、塩を振って全部食べるようにとのこと。
パリパリしていますので、これは食べられます。また、ちょっと驚いたのは、知らないうちにしっぽまで食べてしまっていました。もちろんしっぽまで食べられるのですが、普通ならしっぽならではの違和感があるのですけれども、これを全く感じさせません。
このほか、定食ですので、ご飯とお味噌汁が付きます。
お味噌汁は赤だし。
と、ランチの話題はここまでなのですが、本日、あることから機会を得まして、夜にもお邪魔させていただくことになりました。
ここはランチのブログなので少しだけ書いておくと、まずメニューはありません。
その日に一番いいものを仕入れて出してくれます。完全にお任せ。
ビールもありますが、お酒はワインが主体。本日は、下のもの。
イタリアワインで、アンジェリカ、2006年、白。
日本ではきっと、ここでしか飲めないでしょう、ということでした。
で、アンジェリカはそのワイナリーの奥様の名前だとか。白はこの種類だけ。また、モーツアルトを聴かせているとのこと。
ワインの銘柄には全く詳しくないですが、色は濃くて、味もしっかりした、とてもよいワインでした。
青森のヒラメが出たのですが、これとよく合う。魚料理には白、なんていう軽薄な理由ではなく、料理それぞれに合わせて、選んでいただいているようなピッタリとしたセレクションでした。
店主は、ランチの時もそうなのですが、よく話しかけてきます。
「おいしいです」なんていう月並みな返事だけではなく、どうおいしいかを表現できるボキャブラリーが必要。
また、一見さんお断り、メニューなしですから、こだわりのお店です。
「二八の法則」ってありますよね。
8割のレベルまでは2割の努力で到達できる。
でも残り2割は難しい。
こちらのお店で出されるものは、この2割を埋めて来ているレベルです。
全品、最高のレベルで出されています。
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